【Part1】ベストマッチの<物流王>に聞いてみた!~リアルな今を、正直にお伝えします~
求人広告の営業の中には特定の業界に詳しいエキスパートが必ずいるものです…。
そんなエキスパートからリアルな話を聞いていく【業界の実情公開シリーズ】。
今回からスタート致します!!
普段なかなか聞くことのできないことや、プロだからこそ知っている裏事情など、
赤裸々に語っていただくというのが本企画の趣旨です。
では…さっそくいってみましょう!
記念すべき第一回のゲストは、当社が誇る「物流王」こと営業Uさんです!!
Contents
◆物流業界の今と昔
筆者(以下:筆):本日はよろしくお願いします。
物流王(以下:王):よろしくお願いします!
筆:まず当社の物流王と呼ばれているわけですが、実績みたいなものがあれば。
王:そうですね、そもそも「物流王」と呼ばれていたこと自体が初耳なんですが(笑)。
物流業界の人材採用・求人広告のご相談に50社以上関わってきました。
だいたいですけど、2000人くらいは採用につなげたんじゃないかと思います。
筆:2000人はすごいですね…。長いこと物流業界と関わってきて、働く人の特徴なんかも変わってきていると思うのですが。
王:おっしゃる通りです。簡単に説明しますと、昔は物流業界→物流業界へ
というように、同業界内での人の動きが多かったんです。
なので、自然とその道のベテランが増えていく、という構造になっていたんですね。
それが今では未経験の方、つまり異業界異業種から物流業界へ
足を踏み入れる方が増えているんです。
体感ですけど、1~2割くらいは未経験者が増えたんじゃないかな。
筆:それはやはり、コロナウイルスの影響が大きいんでしょうか。
王:一概には言えませんが、その影響は少なからずありますね。
筆:ちなみに、昔は物流業界内での人の移動が多かったのはどうしてでしょうか?
王:そもそもの転職理由は「労働環境」の方が多かったと思います。
そこから転職先を考えるんですけど、物流で活かせる免許や経験はあっても、
それ以外のスキルがなくて転職先が限られた、というケースはよく耳にしましたね。
他には「今まで作業着で仕事をしていたから、スーツとか着る仕事はちょっと…」
なんて人もいました(笑)。それで結局落ち着くのが、転職もしやすい
物流業界内だったんです。
取り扱う商材や倉庫内の動き方にしっくりこなくて転職を
繰り返す方もいるんですけど、行きつく先はやっぱり同業界、みたいな。
筆:なるほど。ありがとうございます。
では、今お聞きできたことを踏まえたうえで次の質問にいきましょう。
◆物流業界って好景気?
筆:先ほど未経験者の方が増えた理由として「コロナウイルスの影響も少なからずある」
という言葉がありました。これはコロナ渦で職を失った人たちが
「物流業界は今景気がいいからそっちに移ろう」という考えもあるんでしょうか?
王:正直、そうだと思いますよ。
特に「STAY HOME」と言われ始めた頃からは顕著じゃないでしょうか。
筆:あー、めちゃくちゃ流行りましたよね、この言葉。
ところで正直なところ、景気はどうなんですか?
王:実は、全部が全部業績が上がってるわけではないんです。
取り扱う商材によって差が大きくなっているのが現状です。
筆:というと?
王:例えば、食料品や日用品とか、スーパーなんかに
よく並んでいる商品を扱う物流会社は業績が伸びているところが多いです。
ですが、いわゆる嗜好品や海外雑貨なんかを専門に扱っているところは
先ほどの会社に比べると少し劣るところが多くて。
特に海外系は輸入の制限なんかも相まって、むしろ苦しくなったんじゃないかな。
まあ、正直取引先の規模や取引会社数に左右されている感じといいますか。
筆:なんでも「物流が伸びてる!」ってわけではないんですね。
王:けっこう意外でしょ。
筆:言われてみれば「なるほど」って感じなんですが…。
なかなかそこまで考えていなかったです。さすが「物流王」といったところでしょうか…。
王:(笑)。じゃあ、次にいきましょうか。
◆王が予言する数年後の物流業界
筆:後日に第2回もやるんで、今回はこれで最後の質問にしましょう。
物流業界の今後について聞かせていただこうかなと。
王:Part1ってタイトルについてるんでもしかしてと思いましたが、
やっぱり2回目あるんですね(笑)。
うーん…。
確定とは言えないんですけど、「採用の仕方」は変わってくると思います。
筆:採用の仕方というと、掲載する求人媒体ということですか?
王:それを含めてですね。そもそも求職者の仕事の探し方が変わってきています。
紙媒体からネット中心になっているのもその1つです。
あともう1つ大事なこと。
昔は「求人を出せば人が来ていた」んですが、今は見る場所も媒体も多様化しています。
なので、その中で「自分のところに来てほしい」というのでしたら、
どのくらい求人に力を入れるかも大切なポイントになっていますね。
例えば、設備と人件費に振り分ける予算の割合を、
少し人件費に回してみるのも手段の1つです。
筆:求人媒体の数もその展開方法も、どんどん増えていますもんね。
王:その通り。
特に、採用HPや企業HPを持つ会社が増えたのも変わったポイントです。
筆:このインターネット時代にHPを持つというのはマストでもあるし、
アドバンテージでもある気がします。
王:今は無料で採用HPを作成できるサービスをベストマッチでもやってますし、
今からHPを持つのもちょうどいいタイミングだと思ってます。
筆:求人会社らしいことをぶっこんできましたね。
王:ぶっこみました(笑)。
筆:まあ、実際採用に関する色々なご相談やお悩みに
乗っているのが私たちですから、何でもご相談ください。
王:いつでもお待ちしています!
筆:ということで、今回はここまで。次回はこの続きからですかね?
また改めてお話伺おうと思います。本日はお忙しい中ありがとうございました!
王:ありがとうございました!
<次回予告>
筆:今の物流業界に警鐘を鳴らすということですか?
王:そうともいえます
————王が懸念する未来とは。
筆:現場リーダーって、名ばかりだと思ってました。
王:今はそうじゃないんです。ミッションがあったりしますから
————リーダーの役割が変わってきている?
筆:困ったことがあったら?
王:王に聞け!
————ご相談ご質問、お気軽にどうぞ。
・次回
【業界の実情公開シリーズ】ベストマッチの<<物流王>>に聞いてみた! Part2
~物流業界にもありがちなお悩みアレコレ~