【採用の狙い時】1月からの採用はここに注目!12月と比べてどう変わる?
いつ、どのくらい、どんな人を採用するか。
会社やお店を経営していくにあたって必要不可欠な「人材採用」。
採用をスムーズに行うために、年間を通した採用計画を考えている企業様も多いことでしょう。
とはいえ、イレギュラーな退職などで急な人材補充が必要になってくるなど、
なかなか計画通りにいかないのが難しいところですよね。
そうなると予定していない時期での中途採用を行うことになるかと思います。
今回は1月の求人数・求職者動向がどのように変わっていくかをお伝えします!
Contents
<1月の求人数・求職者動向はこうなる!>
最初に、下記のグラフをご覧ください。
出展:公益社団法人全国求人情報会 求人広告掲載件数等掲載結果
このように、12月に比べると1月になると求人数は跳ね上がります。
年間を通して3番目の求人数と、一気に採用市場が活性化するんです。
なぜかというと、4月の新年度へ向けての増員を目指すことが多いから。
同時に年度末に退職をされる方も多い傾向にあるため、人員補充を考えるケースも多くあります。
「新たな年度を、新たな組織で迎えたい」という動きが、求人数、求職者どちらへも大きな影響を及ぼしているんですね。
では次に、求職者の動向についてケースごとに見ていきましょう。
大学生、フリーターの場合
大学生は1月下旬~2月上旬にかけて後期テストがあり、テスト後に始めるアルバイトを探している傾向にあります。
勤務開始をテスト後にずらしてあげる、といった配慮が必要です。
また、大学生の場合アルバイトが本業ではないため
「この曜日はテストがあって…」「今週部活の大会が…」などの事情により、
フルタイムでの出勤は難しいもの。
このような時に、穴の開いたシフトをどう埋めるか、が課題となります。
対処法としては、面接時に勤務可能な曜日シフトをヒアリングして、どんなケースでも空きがないような採用を行う。もしくは、基本的にどの曜日でも勤務可能なフリーターも積極的に採用していくなど…。
先のことを見据えた採用を行っていきましょう。
主婦(夫)の場合
年末年始という大きなイベントがひと段落し、じっくりと勤務先を探す傾向にあり、
短期でのバイト、というよりも先を見据えて長く働けるお仕事に重点を置いています。
主婦(夫)さんの場合は、お子さんがいるかどうか、お子さんが一人立ちしているかどうかで働き方の希望が変わることを覚えておきましょう。
たとえば小さなお子さんがいる場合は、お子さんの急な体調不良でお休みをいただきたい、と連絡があるかもしれません。
こういった時に柔軟に対応し、別のスタッフで対応するのが一番いいのですが…
なかなかうまくいかないもの。
解決策としては、採用ターゲットの見直しを。
例えばフルタイム勤務が可能、又は突然の休みが少ない主婦(夫)さんを
採用したい場合は、次のようなターゲッティングがおすすめです。
・既にお子さんが一人立ちした方
・結婚を機に退職し、新たな仕事を探している方
普段の家事スキルが活かせるような事業を行っている場合は、
特に主婦(夫)さんは即戦力として活躍できます。
状況を考えつつ、勤務日数・時間に関してはできる限りの
考慮をすることが採用成功へのカギです。
正社員の場合
正社員は後述しますが、2~3月の転職活動が本格化する時期の前に動き出す方もいます。
4月入社を意識している方、すぐにでも転職して勤務したい方など属性は様々ですので、志望動機やキャリアを見つつ入社時期、選考を進めていくことが大切です。
<アルバイト採用は動き時!?>
通年アルバイト採用を探している大学生などは、年末年始を過ぎた時期からも
動き出すチャンス!と考えている人は少なくありません。
・バレンタインデー
・ホワイトデー
・卒業式
・引越し
と、このように人の動きが大きくなるイベントが待っているからです。
バレンタインデーやホワイトデー前、引越シーズンには短期的に稼ぎたい方が、
もしくは卒業式や引越後に辞めてしまうスタッフの人員補充募集を狙う方が多くいます。
これらに合わせて販売業界や引越業界は多くのアルバイト採用を考えますし、
大学生を中心に応募も活発になります。
大学生は長い春休みに入るということもあり、
企業側・求人側どちらにとってもメリットとなるポイントが多い時期です。
特に大学に入って1年経過する新2年生などは学生生活のリズムもつかめたため、
アルバイトに本腰を入れて働きたい、と考えていることも。
長期勤務を募集するにはちょうどいいタイミングといえるでしょう。
<転職を考える正社員はこう動く!>
4月から新しい会社で働くことを考えている正社員の多くは、1~3月での動きが活発です。
1月下旬からは4月入社の優秀な人材を確保するべく、多くの企業が動き始めます。
その前に一歩先に求人を出し、内定を早めに出すことが採用成功へのポイントです!
競合企業の動向も気にしつつ、求人を出すタイミングを決めていきましょう。
出展:duda 2019年1~12月の間の内定者応募者データを基に算出
https://doda.jp/guide/oubo/heikin/
そしてこちらのグラフは、転職活動を行った方が内定を得るまでに応募した者数の平均値です。
1社以上というのは全体の2割弱で、21社以上の割合がもっとも大きいことからもわかるように、多くの企業へ応募しています。
これは、複数応募することで転職活動のリスクを抑えるため。
他者との比較や、選考が通らなかった時のことを考えて多くの企業の選考を受けているんです。
そう、つまり採用側もこのことを理解しておく必要があります。
ターゲットに沿った人材が応募してきたら、早めの選考・決断を心がけましょう。
多くの企業へ応募しているということは、多くの求職者と出会えるチャンスですよ。
<まとめ>
以上の情報から、1月のまとめに入ります。
・1月は求人数が12月に比べて爆発的に増える
・アルバイト採用は年末年始を過ぎても一定以上の需要がある
・4月入社の正社員採用を考えているならば、1月から動き出すことが大切
新年度を迎えるにあたり、新たな人材を確保したい企業にとっては
1月がターニングポイントとなります。
これは正社員、アルバイト・パート採用どちらも変わりません。
早めに行動へ移すことが大切です。
「とはいえ、どうやって動いたらいいんだ?」
「春までにこんな人材を採用したいんだけど、上手くいかない」
など、人材採用に関するお悩みがございましたら、是非私たちベストマッチへご相談ください!
求人媒体のお悩み、効果に関するお悩みなど、お力になれるかと思います!